まずは肌の状態をチェックひとくちに「肌にニキビがある」といっても、その症状には個人差があり、まさに十人十色です。
症状が深刻な場合は、レーザーによってニキビが悪化する恐れがありますので、施術を控えていただく場合があります。

大阪梅田院・心斎橋院では、まずは医師が丁寧に肌の状態を確認し、医療レーザーの照射が可能かどうかを判断した上で、医療脱毛の施術を行っております。

効果的な永久脱毛効果をもたらすことはもちろん、安全に施術を行うためにも、この事前診察がとても重要となります。

レーザーを照射できない･･･「化膿したニキビ」にご用心

では実際に、どのようなニキビにレーザー照射ができないのか、具体例をご紹介します。まず目安となるのが、ニキビの化膿の程度です。
じゅくじゅくと化膿した状態のニキビにレーザーを当てると、レーザーの熱刺激や冷却ガスの刺激によってニキビの症状が悪化する可能性があります。そのため、化膿したニキビにはレーザーを照射することができません。

ニキビの数が少なければ、ニキビ部分を避けて照射することも可能ですが、お肌全体にニキビを発症している場合は、照射を避ける面積も増えてしまうため十分に脱毛効果を得られなくなってしまいます。
場合によっては照射自体を諦める必要があるケースも考えられるでしょう。

ニキビが深刻な方には、まずはニキビ治療をおすすめする場合があります。

医療レーザーによる永久脱毛には、ニキビをできにくくする効果も

化膿したニキビがあると施術ができないとはいえ、ニキビのできやすい肌質の方にこそ、医療レーザーによる永久脱毛を受けていただきたい、という側面もあります。

ニキビの主な原因のひとつは、毛穴から分泌される皮脂が過剰に増えることです。
分泌された皮脂は古い角質と合わさって角栓となり毛穴をふさいでしまいます。すると、毛穴の中に皮脂が溜まり、ニキビを引き起こす雑菌やアクネ菌の繁殖へ繋がってしまうのです。

しかし、医療レーザーによって永久脱毛を行うと、毛穴に毛が無くなることで毛穴が引き締まり、皮脂が溜まりにくくなる効果があります。
なお、レーザーの刺激により一時的にニキビのような症状が出ることもありますが(毛嚢炎)、お肌を清潔に保ち、しっかりと保湿対策を行うことで治まります。

ニキビでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

ニキビでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。このように、「化膿したニキビがあると医療脱毛の施術ができない」という面がある一方で、医療脱毛には、肌トラブルの予防・美肌効果も期待できます。

ニキビにお悩みの方はニキビの炎症が収まっている時に、または治りかけの時を見計らって、医療脱毛をすることで肌質改善を目指すことも可能です。

当院では、医師が豊富な医学知識と実績からなる経験を活かして、肌の状態をしっかり確認した上で施術を行いますので、ご安心ください。
医療脱毛だけでなく、ニキビ治療も扱っているフェミークリニックだからこそ、お一人おひとりに合った脱毛計画･美肌治療計画の提案が可能です。

「ニキビがあると医療脱毛できない」という噂に惑わされず、まずはお気軽にご相談ください。

記事監修

大阪梅田フェミークリニック

院長川真田紗也

> 日本皮膚科学会

【略歴】

令和4年香川大学医学部附属病院皮膚科入局

令和5年大阪梅田フェミークリニック院長就任